ヘイト・スピーチとは何か (岩波新書) [ 師岡康子 ]

   

岩波新書 師岡康子 岩波書店ヘイト スピーチ トワ ナニカ モロオカ,ヤスコ 発行年月:2013年12月 ページ数:222p サイズ:新書 ISBN:9784004314608 師岡康子(モロオカヤスコ) 1992ー2007年東京弁護士会両性の平等に関する委員会、2003ー07年日本弁護士連合会人権擁護委員会特別委嘱委員、東京弁護士会外国人の人権に関する委員会委員、枝川朝鮮学校取壊し裁判弁護団。

07年ニューヨーク大学ロースクール、08年英キール大学大学院、10年キングズカレッジ・ロースクール留学。

大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員、国際人権法学会所属。

外国人人権法連絡会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 蔓延するヘイト・スピーチ(マスメディアに登場した「ヘイト・スピーチ」/京都朝鮮学校襲撃事件/狙われるマイノリティ)/第2章 ヘイト・スピーチとは何か(ヘイト・スピーチの定義/ヘイト・スピーチの害悪ー傷つけられるマイノリティ/ジェノサイドの経験と国際社会の認識)/第3章 法規制を選んだ社会(イギリスー多民族社会の模索/ドイツー負の歴史と向き合う/カナダー国際人権基準から見た一つのモデル/オーストラリアー多文化主義への転換)/第4章 法規制慎重論を考える(アメリカ合衆国の選択/日本における法規制慎重論/法規制慎重論の検討)/第5章 規制か表現の自由かではなく(現行法で対処可能なのか/包括的な制度構築ー調査、差別禁止法、救済制度/ヘイト・スピーチ規制条項の検討) 差別と侮辱、排除の言葉をマイノリティに向けて路上やネット上で撒き散らすーヘイト・スピーチとは差別煽動である。

差別も「表現の自由」として、当事者の深刻な苦しみを放置するのか。

民主主義社会をも破壊する「言葉の暴力」と向き合う国際社会の経験と制度を紹介し、法規制濫用の危険性も考えながら、共に生きる社会の方途を探る。

本 人文・思想・社会 政治 新書 美容・暮らし・健康・料理

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